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ドライフルーツがぎっしりで味わい深い!「フッツェルブロート」

1982年頃、「神戸屋レストラン」の関東初出店に合わせてつくった記念すべきパンです。
「神戸屋」の職人が、ドイツ研修から持ち帰った書籍を参考に、日本人の口にも合うような神戸屋オリジナルのレシピを考案。

試作とレシピ修正を何度も繰り返し、完成するまでに1年以上もの月日がかかった渾身の商品です。以来、神戸屋では40年以上にわたって同じ製法でずっとつくり続けています。

ほかではあまり見かけない、ちょっと珍しい「フッツェルブロート」。その魅力、こだわりとは?

「フッツェルブロート」とは

「フッツェルブロート」は、もともとは北欧で冬の時期に食べられていたものです。現在は北欧やドイツを中心に、シュトーレンと同様にクリスマスシーズンによく食べられています。
フランス・アルザス地方には、これとよく似た「ベラベッカ」というお菓子もあります。

中にリキュールの効いた数種類のドライフルーツとクルミがぎっしりと詰まっていて、少し固めのしっかりとした生地で包まれているのが特徴。

本来は洋ナシが使われますが、「神戸屋」がこの商品を開発した1980年代に日本では洋ナシがなかなか手に入らなかったため、手に入りやすい材料を使い、日本人の口に合う味わいに仕上げています。

味わいの特徴

しっとりとした食感で、オレンジピールやレーズンなどのドライフルーツの甘み、旨みをたっぷりと味わえます。

また、噛むごとにリキュールとシナモンが香り、ドライフルーツの味わいと相まって心地よい余韻を残します。

味わい深さや贅沢感のある、少し大人向けのパンです。

神戸屋の「フッツェルブロート」に使われている素材

主な原材料は、オレンジピール、レーズン、ドライチェリー、ドライアップル、ドライパイナップルをラム酒やブランデーで漬け込んだものと、クルミ。

風味付けとして、バニラシュガーとシナモンパウダーも入れています。

小麦粉ベースの少量の生地を混ぜ込んでドライフルーツやクルミを繋ぎ、少し粘度のある固めの生地で全体を包みこんでいます。

製法のポイント

ドライフルーツとクルミと生地が、まんべんなく混ざるようにするのがポイントです。
ただ、混ぜすぎてドライフルーツが潰れると、中に含まれる水分が出てきて生地全体がダレてしまうので、そうならないように注意しながら行っています。

基本的に、混ぜる作業は機械で行っていますが、タイミングを見ながら職人が手作業で細かな調整を行います。

また、生地全体に均一に火が入るように、外側の生地は厚みの差が出ないように伸ばして包み込んでいます。
この成形の作業も、高い技術力が求められる部分です。

おすすめの食べ方

8㎜~1㎝の厚さにスライスして、まずはそのままお召し上がりください。
洋酒に漬けたドライフルーツの風味が徐々に生地全体に広がって馴染んでいくため、翌日、さらにその翌日と、より味わい深さが増していきます。
購入後、数日かけて毎日ひと切れずつ食べるとその味わいの変化を楽しめます。

  

ワインと。

ドライフルーツとワインは定番の組み合わせ。程よく酸味のあるレーズンやチェリーがぎゅっと濃縮された味わいは、赤ワインがおすすめです。フルーティーなアップルやパイナップル、香ばしいクルミも練りこまれているので、白ワインでも是非、お試しください。さらにお好みでチーズやいちじくなどを添えると、みんなが集まるパーティーでも喜ばれます。

  

クリームチーズと。

豊かなコクとクリーミーな口当たりのクリームチーズは、ナッツやフルーツとの相性も抜群。朝の忙しい時間でも、薄くスライスしたフッツェルブロートにクリームチーズを塗るだけで、リッチなモーニングプレートに大変身。
クリームチーズとドライフルーツは一日の活力となる朝食にはピッタリの組み合わせです。

トーストして。

さらに美味しくなる魅惑のレシピがバタートースト。最近では様々なフルーツバターが人気ですが、たっぷりのフルーツが入ったフッツェルブロートはトースしてバターをのせるだけで、まるでフルーツバターのような味わいに。スライスはやや厚目の10mmくらいがおすすめです。トーストしたフルーツの香りとリッチなバターの味わいで幸せな時間を。

凍らせて。

薄めにスライスしたら、1枚ずつラップで包んで2時間ほど冷凍してください。冷凍庫から取り出してすぐ食べるのがおすすめ。ひんやりとしたフルーツの食感で、常温で食べるよりもお口の中で甘さが引き立ちます。アイスを添えてアフタヌーンティーはいかがでしょうか。

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